2013-05-31 第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
○稲葉参考人 私たちが対象にしているのは生活に困窮されている方々ということなので、玄田先生のお話とはちょっと若干、アウトリーチといってもずれるかもしれませんが、私たちの活動の中で、実際に困っている方に必要な情報を届けるということは、随時やっております。路上での夜回りもそうですし、あるいはインターネットを通しての情報発信等をやっているところであります。
○稲葉参考人 私たちが対象にしているのは生活に困窮されている方々ということなので、玄田先生のお話とはちょっと若干、アウトリーチといってもずれるかもしれませんが、私たちの活動の中で、実際に困っている方に必要な情報を届けるということは、随時やっております。路上での夜回りもそうですし、あるいはインターネットを通しての情報発信等をやっているところであります。
さまざまな活動をされておられるお立場から、今、玄田先生がおっしゃったような、こういうアウトリーチとかあるいは支援者支援といったお話について、稲葉参考人の方で、もし、お考え、お感じになることが何かございましたら、コメントをいただければと思います。
同じく、このアウトリーチについては、きょう、樋口参考人の方からも、お取り組みの内容について、待つのではなくて手を伸ばす支援だということで、まさに玄田先生のお言葉を引かれて、アウトリーチをやっているんだ、こういうお話をいただきました。 ぜひ、アウトリーチ、どのようなお取り組みをされているか、簡潔で結構ですので、御紹介をいただければと思います。
実は、私がそのときに質問を参考人の先生にさせていただいたのは、幸福度というのを水準としてどうとらえるか、あるいは変化率としてとらえるか、そのどっちで見ればいいんでしょうかということをちょっと実は質問させていただいたんですが、その後の本調査会の議論で、先ほどもお話出ましたが、玄田先生の希望学という話がございました。
しかし、玄田先生が希望学ということを提唱されていろいろやっておられますが、私はやはり希望の持てる社会ということがまずあるんだろうと思います。この中でも学んだことは、希望というのは単に何か願うということではなくて、何かを願ったときにそれが実現できる、しかも行動によって実現できるんだという、それが希望だと。
したがって、玄田先生、随分ほかの分野でも分析をしていただいた資料がございますけれども、私は、玄田先生の言を借りれば、やっぱり家庭が子供たちに夢を与える、親が子供たちの行く末に対して示唆を与えるというふうなことが少なくなっているんじゃないか。また、もう一つは、社会がそういう子供たちをはぐくむという事柄が実現できていない、崩壊しておる。
玄田先生の希望も、それから幸福というふうに私ども、今日の発表もそうなんですが、世の中にお金というか金銭面、負担というようなところ以外の価値観もあるんだなということを少しアピールしていくという一つのきっかけになればいいなというふうに思っております。 ありがとうございました。
○山下芳生君 玄田先生に伺いたいと思います。
また、あるいは玄田先生の希望学、これも本当にすばらしいアプローチだと思いますし、これが幸福度を考える上で本当に大きな貢献をするんじゃないかなというふうにお聞きしておったんですが。白石先生の方の最初の導入でも、幸福の経済学とは何かというお話をいただきました。これは全体的な、総括的な話にもなるかと思って伺っておったんですが。
個人的な思いですけれども、ノウハウの集約とか好事例というのは、確かに日本で集約して、玄田先生がおっしゃったみたいに、いろいろな場所で使っていくべきだと思うんです。これは私見ですけれども、韓国とかアジアとか中国のそういう青年政策の中に日本が生かせる大いなるソフトコンテンツの一つだというものがあります。
また、玄田先生でありますけれども、いろいろお話ありました個別的、持続的、包括的という三つのキーワード、そして、やはり私が非常に印象に残りましたのは、この若年無業の問題というのは、若者の個人的な意識の問題とかぜいたく病ではないということ、社会のシステムや経済構造、そしてある種の貧困問題なんだということで、早くからこの問題について取り組んでこられたことに大変敬意を表したいと思いますし、大いに共感させていただいたところであります
○布袋参考人 若者自立塾の話をもう一回簡単に言いますけれども、先ほど玄田先生が言われたんですが、例えばひきこもりの青年を三カ月で何とかしようというのは、これはどだい無理な話なんですよね。ですから、国がいろいろ思いついてやっていただく策は、それなりに僕はいいとは思っているんです。
それから、耳塚参考人ですが、実は私ども、四月の二十日にもニートの問題で、多分先生も御存じだと思いますが、東大の玄田先生だとかNPOの工藤理事長、「育て上げ」ネットの工藤理事長にも来ていただいて、実際やっておられるところを実は聞いてみたわけであります。そのときに、工藤理事長がおっしゃるのは、非常に今ニートになっている人たちはコミュニケーションがまず取れないんだと。
でも、本当の事実ってみんなやりがいを持ってやっていると思いますし、去年の七月に、多分日本で、全国で初めて、僕、ニート勉強会というのを去年の七月の段階でやって、第一回目が玄田先生だったんですけど、そのとき、情報って情という言葉と報という言葉からできているのに、報ばっかりが伝わって、情が伝わってないという言葉をいただきました。
何か机の上だけ、もちろん玄田先生は東大で教えていらっしゃるんですけれども、何か机の上だけで勉強したり、あるいは統計を取って出したという話ではなくて、本当に生のいろいろな実体験を込めたそれぞれの方々のお話を伺っていて、私どもも熱くなっている次第でございます。 二〇〇二年の時点で若者の無業者は二百十三万人であると、達したということであります。
私は、工藤先生と玄田先生に御質問をさせていただきます。もう簡単に御質問をさせていただきます。 先ほど、先生方のお話を承っておって、ニートというのは人間関係が苦手だとかコミュニケーションが苦手だということをおっしゃっておられまして、正にそうなんだろうと思うんですね。